おとな版鯖江市地域活性化プランコンテスト
熱意溢れる鯖江人のプランの種を
全国の精鋭たちと共にプランを蕾へ成長させ
鯖江市民が実現の花を咲かせるコンテスト。
メガネフレームの生産やオープンガバメントの推進、提案型市民主役事業などで全国から注目される鯖江市ですが、
地元の方々だけでは解決できない課題がまだまだあります。地元愛に燃えるアツい鯖江人と、全国から集まった多種多様な
ブレーンがタッグを組んで鯖江市の地域活性化策を考えるこのコンテスト。
現場の課題を知り尽くす鯖江人。
斬新なアイデアやスキルを持った参加者。
この二者がタッグを組んだら、スゴい事が起きると思いませんか?
コンテストの特徴
熱い鯖江人との共同作業
実際に鯖江市でまちおこしに携わっている方が、お題提供者兼チームメイトとして本コンテストに参加します! 1名のお題提供者と3名の参加者が1つのチームを組み、4名が一緒になって一つの課題に取り組みます。
継続的なプラン実現活動
本コンテストでは、皆さんの掲げる解決策を「絵に描いた餅」では終わらせません!コンテスト終了後も、思いの乗ったプランを実際に具現化すべく活動を行います。現在も地元キーマンと共に活動中の過去参加チームが多数あります。
チームごとに異なるお題
全部で4名の鯖江コーディネーターが、自身の携わる事業、政策に関する悩みや課題を「お題」として提示します。鯖江コーディネーターのアツイ想いとお題の中から、各チームがそれぞれ取り組む「お題」を選択頂きます。
充実した受け入れ体制
鯖江市では、これまでに9回学生を対象としたプランコンテストを開催してきました。コンテストには鯖江市長も審査員として加わり、そこで出たプランは、行政や地元の方の強力なバックアップのもと、多数実現に至っています。
参考:学生版(https://sabae-plancontest.jp/)
4つのお題
お題① 鯖江に味覚とおもてなしの拠点をつくる!
上嶋 睦美 さん
○自己紹介
先日まで道の駅西山公園で働いていた上嶋睦美です。 道の駅では販売業初心者の私が立ち上げから駅長と手探りで頑張ってきました。その 前は接客業をしていたので、「おもてなしのプロとして道の駅でおもてなしが発揮で きれば!!」と頑張ってきました。現在は、より観光客向けにおもてなしを行えるようなことを模索中です。
○現状と課題
現状としては、観光客向けの“おもてなし”は、それぞれで行っているものの上手く連携できていなかったり、観光客のニーズを捉えきれていなかったりとあまり機能していない部分があります。また、鯖江の農業人口は1500人程度であるが、その多くが小規模な農業生産者さんであり、彼らが作った野菜は売れ残ることで市場に出されず、廃棄されるものも多くあります。この二つの課題を組み合わせて改善したいのですが、資金、開業場所がありません。
○目指すもの
道の駅での経験を生かし、地場野菜を使って観光客に鯖江をおもてなしと味覚で味わう仕組み(場所)を作り、駅前活性化、鯖江の発信に取り組みたいです。観光客へのおもてなしだけでなく、鯖江の農家の方や駅前を利用するお客さんを助けれるような鯖江にしたいです。
お題② 「目をまもるめがねの街さばえ」をつくる!
加藤 裕之 さん
○自己紹介
NPO『みるみえる』発起人の加藤裕之と申します。読み書きの苦手なお子さんの無料相談室や、視覚機能のトレーニング講習を行っています。勤務先の青山眼鏡の東京支店にいる時に、小学校では近視の視力検査しか行っておらず、黒板は見えるけど教科書は見にくい子供達がいる事を聞きました。調べてみると、弱視治療は6歳頃までに行わないと改善しないとわかり、このような活動をしています。
○現状と課題
めがねを掛ければ救えるお子さんが沢山居るのにもかかわらず見過ごされているのが現状です。目から得る情報は80%以上と言われる程重要であるにもかかわらず、対応策が整っていません。
やりたいことは3点です。
①目に問題があり読み書き、スポーツが苦手なお子さんを救うお手伝い。
②スポーツビジョンを導入して競技レベルの向上を行う。
③年配の方々の認知症予防や、生活向上の為に眼球運動の導入を行う。
○目指すもの
私は「めがねの街さばえ」が「目をまもるめがねの街さばえ」となり、全国のより良きモデルとなり、そして全国のめがねを掛ければ救える子供が1人でも多く見つかる事を望んでいます。そして鯖江モデルが全国の方々の理解を得て、1人でも多くの方々に鯖江のめがねフレームを選んで頂きたいと思っています。「目をまもる、めがねの街さばえ」として、目に関する事は鯖江に来れば解決するように、めがね会館をより良いモデルケースにしたいと考えています。
お題③ 鯖江にJリーグチームをつくる!
田野 正臣 さん
○自己紹介
福井県鯖江市生まれ、鯖江市育ちです。地元鯖江市から大学で東京、横浜に6年間住 み、県外からみた鯖江市の素晴らしさや魅力を発信したいと思っています。地元鯖江 市からJリーグチーム、Jリーグや世界のプロ選手として活躍できる選手の育成をした いと考えています。鯖江、福井県ブランド大使です。
○現状と課題
福井県には、J1.J2.J3はおろか、JFLチームすらありません。クラブチームとして も、社会人から幼稚園、保育園までが一体化となるクラブがありません。そこで私 は、鯖江市からJリーグチームを目指すチームとして、幼稚園、小学生スクール、中 学生チームを立ち上げました。今年度から事務所を設置し、低学年のスクールだけで なく、小学生の学習の場やスタッフ研修や、懇親会なども取り入れられるようになり ました。来年度は、ユースチームを立ち上げ、一般社団法人を立ち上げます。 今は、スポーツクラブに年会費を納めてグラウンドを使用させて頂いている状態で、 マイグラウンドが無いことが課題です。そのため、自分たちが主体となってイベント の企画を運営したり、地域に解放してサッカー教室を開催したりすることができませ ん。
○目指すもの
鯖江市にJリーグチームや、それに対応したスタジアム、クラブハウスを作りたいで す。それにより、観光客が増え、街に賑わいが生まれ、IT・眼鏡・漆器などの魅力 発信を強化できるほか、飲食業や宿泊業の活性化が期待できます。 ゆくゆくは、J1やクラブワールドカップで優勝できるチームを作りたいと思ってい ます。
お題④ 漆器×禅×食を体感できる場をつくる!
吉田 俊之 さん
○自己紹介
鯖江市河和田地区生まれ。上塗り職人だった父を見て育ち、小さいころから漆器に慣 れ親しんで育ちました。漆器に魅入られ家業の漆器卸業を継ぎ早15年。どの様にすれ ば今の生活様式の中に漆器を組み込めるか、どうすれば職人の技を知ってもらうこと ができるかを考え試行錯誤しながら大本山永平寺の御用達として商売させていただい てます。
○現状と課題
鯖江市河和田地区は、漆器を木地から漆の上塗り加飾まで、本当に漆器の一から十ま での技術を伝えている、日本でも数少ない産地であるにも関わらず、あまり認知され て来ませんでした。ともすれば、福井県民の方たちでさえ漆器の産地である事を知ら ず、生活の中に漆器が全くない、木製の漆器に触れたことがないという方たちが多い のではではないかと思われます。どの様にすれば広く認知してもらえるか、漆器を身 近なものとして感じてもらえるかが喫緊の課題であると言えます。
○目指すもの
禅の精神が広く世界に知られ始めてから、禅に関する食も広がり始めました。禅と 食、その2つに密接に繋がっている河和田の漆器を併せて知ってもらいたいです。ま た、永平寺の精進料理を河和田で作られた木製の漆器で楽しんでもらいたいです。禅 に触れ、身体によい食を楽しみ、伝統技法のこもった漆器を体感できる。そんな場所 を河和田に作り、河和田をより知って楽しんでもらいたいです。
コンテスト概要
■開催日: 2017年1月21日(土),22日(日)
※21日(土)は正午前後に集合。22日(日)は17時終了、その後任意参加の懇親会を予定
■開催場所: 福井県鯖江市内
■応募期間: 2016年11月1日(火)~20日(日)
■応募資格:
・地域活性に興味・関心のある方
・会社の枠を超えて社会との接点を持ちたい方
・鯖江のために何か大きなことをやりたい方
・コンテスト本番2日間1/21・22に全日参加できる方
・12月3日に東京でキックオフミーティングを行いますので、できる限り御参加ください
■参加費:10,000円
※宿泊費込み(懇親会費用および鯖江までの交通費は含みません。)
■定員:最大12名 (3名1チーム×4チーム)
※応募多数の場合選考を行います。
■チーム応募、個人応募とも受け付けます。
チーム応募の場合でも、チームメンバーそれぞれ個別にエントリーをお願いします。
※必ずチームメンバーの名前の記入をお願いします。
------コンテストまでの流れ------
・2016年11月20日(日) 募集〆切
・2016年11月24日(木) 参加者決定
・2016年12月3日(土) キックオフミーティング(SAPジャパン オフィス@半蔵門)
ーコンテスト概要説明
ー参加者顔合わせ
ー現地お題提供者との1stスカイプミーティング
・2016年1月21・22日(土・日) コンテスト当日(鯖江市内各地)
※参加者決定から当日まで、平日夜や週末を使ってチームごとにプランニングタイムを設けてください。鯖江をよく知るスタッフも多数いるため、ミーティング等の際にはぜひお声掛け下さい。